クレアチンはトレーニング前に取るべき?それとも後に取るべき?小規模研究が示す「トレーニング後」の優位性
トレーニング前にクレアチンを摂るべきか、後に摂るべきかはジムで最もよくある質問のひとつです。2013年に *Journal of the International Society of Sports Nutrition* に掲載された、19名の男性ボディビルダーを対象とした研究では、トレーニング後に摂取した方がやや有利と示されましたが、有意差は認められませんでした。本稿では、データが示す実態やサンプルサイズが結果に与える影響、5 gというシンプルな毎日摂取法への応用を解説します。
クレアチンはトレーニング前に摂るべきか、後に摂るべきか? 小規模研究は後者にやや有利と示す
クレアチンはトレーニング前に摂るべきか、後に摂るべきか迷いますよね。2013年に行われた19人の男性ボディビルダーを対象とした研究では、トレーニング後の摂取が除脂肪量・脂肪量・ベンチプレスにおいてわずかに優れる結果が出ました。ただし、正式な統計検定では有意差が認められず、著者は「もしかしたら有益かもしれない」と慎重に結論付けています。この記事ではデータの実際の意味、サンプルサイズが重要な理由、そして1日5 gのシンプルな摂取法への応用方法を解説します。
8 gのシトルリンマレートでレップ数が53%増、筋肉痛が40%減?研究結果から分かること
2010年に行われたクロスオーバー試験では、シトルリンマレート8 gの摂取によりベンチプレスの最終セットで約53%多くレップが可能となり、トレーニング後24時間・48時間の筋肉痛が約40%軽減されたと報告されています。ただし、レップ増はセッション後半、疲労が蓄積したときに顕著でした。胃部不快感は約14.6%の参加者で見られ、対象が男性のみでベンチプレスに限られていた点にも留意が必要です。これらの結果を踏まえ、適切な用量とタイミングでの活用方法を検討しましょう。
8週間の筋トレ実験でプラセボに勝った古代ハーブ(アシュワガンダ):筋力・筋肥大・テストステロン
何世紀にもわたりアーユルヴェーダで利用されてきた根が、プラセボ効果を上回る結果を示したのでしょうか?57人の初心者男性を対象にした8週間の無作為化比較試験で、アシュワガンダ抽出物を1日300 mg、1日2回摂取した群は、ベンチプレスの筋力、腕と胸囲のサイズ、テストステロンの上昇がプラセボ群より大きく、体脂肪も減少しました。ただし、対象が初心者男性に限られ、試験期間も短く、サンプルサイズも小さい点は留意が必要です。データの内容、投与方法、対象者、そして懐疑的な姿勢を保つべき理由を解説します。
実際に筋肉を最大化できるタンパク質量はどれくらい? 1.6 g/kg のプラトーを解説
1ポンド(約0.45 kg)あたり2 g以上のタンパク質が必要だと考えていませんか?49件の試験・1,863名の成人を対象としたメタ分析では、筋肉増強効果が体重1 kgあたり1.6 gで頭打ちになることが示されました。95%信頼区間の上限は約2.2 g/kg で、無制限に大量摂取すれば必ずしも効果が上がるわけではない実用的な範囲が示されています。トレーニング経験が豊富な人ほどサプリの効果が大きく、年齢が上がると効果はやや減少します。以下で、食事やプロテインシェイク、予算面での具体的な意味を見ていきましょう。